サザンクロス
サザンクロスとは南十字星のことですが、植物の名前としてのサザンクロスは、日本ではオーストラリア東南部原産のクロウエアのことをいいます。
常緑でミカンのような香りがする、花も葉も小さくてかわいらしい鉢花、と言えばわかるかもしれませんね。
クロウエアはミカン科の植物で、エクセラータとサリグナの2つの原種があります。
一般的にはクロウエア エクセラータの園芸品種をサザンクロスと呼んでいますが、やや花が大き目のサリグナ種もサザンクロスとして出回っています。
もっともクロウエアをサザンクロスと呼んでいるのは日本だけで、オーストラリアでは全く別のセリ科の植物をサザンクロスと呼んでいるようです。
サザンクロスの育て方
サザンクロスは日本では鉢花として出回っていますが、常緑の低木に属します。
半耐寒性で、霜避け程度の防寒で、屋外でも何とか越冬できますが、できれば日当たりの良い窓辺に置いてあげてください。
春になったら日当たりと風通しのよい場所に出し、鉢土の表面が乾いたら、しっかり水やりしてください。
春と秋の気候の良い時期には2週間に1回程度、液体肥料をあげるといいでしょう。
他のオーストラリア原産の植物と同じく、サザンクロスも高温多湿に弱い植物です。
梅雨になったら、雨の当たらない風通しの良い軒下に移動します。
真夏も直射日光は厳禁で、できるだけ涼しくて風通しの良い場所で夏越しさせてください。
秋になったら、また日当たりの良い屋外に移してあげます。
アブラムシやカイガラムシを見つけたら、すぐに薬剤などで防除してください。
梅雨時に雨に当てると株が枯れてしまうことがあるので、注意しましょう。
秋の終りに花が終わったら、1/2程度に切り戻ししてください。
サザンクロスの植え替え適期は3月から4月にかけてです。根詰まりしますので、2年に1回は植え替えしましょう。
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