クンシラン
古典園芸植物の中でもクンシラン(君子蘭)は赤い豪華な花が特徴ですね。
白い縞や覆輪の入った、きれいな斑入り葉の品種が多いので、観葉植物的にも使われていますね。
最近では黄花のクンシランの品種も出回っています。
育てやすく株分けで簡単に殖やせるクンシランは、豪華な花が咲く観葉植物として、洋風のお部屋にも良くマッチします。
クンシランの育て方
品種により花の咲き方が違うのと、開花株になるまでに時間がかかるので、初心者の方には、3月に園芸店で開花株を購入されるのをお奨めします。
葉が順番に重なって力強くまっすぐに付いているのが良いクンシランの株です。
葉にツヤがなかったり、葉が締まってついていないものは避けましょう。
室内の日当たりの良い窓辺がクンシランの開花株の置き場所ですね。
直射日光には弱いのでレースのカーテン1枚をひいてあげてください。
クンシランは全くの日陰に置くと花色があせてしまいます。
3日に1回程度、水やりしてください。
肥料は、1ヶ月に1回、有機質の固形肥料を置き肥してください。
君子蘭に良い花を咲かせるには、春に十分肥培することが大切です。
置き肥とは別に2週間に1回程度、規定倍率に希釈した液体肥料を施してください。
クンシランは遅霜の心配がなくなってから屋外に出してください。
置き場所は雨のかからない、風通しの良い明るい日陰です。
真夏は軟腐病にかかりやすいので、水やりは気温の下がった夜にしてください。
また、風通し良く、できるだけ涼しく管理してください。
真夏には肥料は施しません。
クンシラン栽培のポイントは秋に低温に当てることです。
低温にさらさないと、花茎が短くなって、鑑賞価値がなくなります。
君子蘭は最低気温が5度になるまで屋外で管理してください。
11月下旬になったら、室内の日当たりの良い場所に戻します。
10月中旬に株分けできます。
ナイフを使って、丁寧に親株と子株を分離して、それぞれ新しい用土で植えつけます。
用土はクンシラン専用のものが売られているので、それを使えば便利でしょう。
クンシランは片側の葉が8枚以上ないと開花しません。
小株が開花するのは、株分け後、通常、3年以上たってからです。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
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自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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