ベル型カランコエ
冬の鉢花として定着したカランコエですが、じつは2つの系統があります。
それは1年中花を楽しめるブロッスフェルディアナ系と、花が小さな釣鐘型のベル形のカランコエです。
どちらも東アフリカからマダガスカル原産の植物ですが、ベル形のカランコエは冬にしか咲きません。
日本ではベル形カランコエは育種途上の植物ですが、これからどんな新品種が登場するか、楽しみですね。
ベル型カランコエの種類
もっともポピュラーなベル形カランコエはマンギニー系ですね。
オレンジ色の小さく細長い釣鐘型の花が、枝垂れる小枝にたくさん付いているのを園芸店などに、よく並んでいますよね。
ミニアータ系は、ホタルブクロを小さくしたような丸みのある小花がたくさんつきます。
ミニアータ系のカランコエは、下垂しないスタンドタイプで、紫がかった赤い花の先端が黄色になっている、可愛らしい植物ですね。
最近は、鮮やかな黄色の品種も開発されました。
ベル型カランコエの育て方
ベル形カランコエは冬にしか園芸店に出回りません。
開花株を購入し、窓辺の日当たりの良い場所に置いてください。
室温は低めの方が花色も良く、花持ちも良くなります。
天気の良い暖かい日には、屋外で日光浴させてあげると良いでしょう。
花が終わったら、花穂の付け根から切り取ってください。
暖かくなったら、屋外の日当たりの良いところに置きます。
ただし、梅雨時は雨が当たらないようにしてください。
また、真夏の直射日光で日焼けすることがあるので、真夏は涼しい半日陰に置くと良いでしょう。
カランコエは多肉植物ですので、水やり過多は厳禁です。
鉢土が乾いているのを確認してから、たっぷり水やりします。
肥料は緩効性の化成肥料を置肥しておけばいいでしょう。
5月から7月にかけて、植え替えや挿し芽ができます。
植え替えの用土は水はけの良い、市販の園芸用土でいいでしょう。
植替えや挿し芽の後は、少し乾かし気味に管理してください。
8月の下旬までに、開花前の最後の切り戻しをしておきましょう。
夜間に照明が当たると花芽ができませんので、そのような環境では段ボール箱などで暗くしてあげる短日処理が必要になります。
短日処理は午後5時から午後9時まで行ってください。
霜の降りる前に室内に取り込んでください。
カランコエにはアブラムシやスリップスが付きます。
また、うどんこ病にも注意してくださいね。
タイマーで自動で水遣りする優れものです。
これで旅行中の水やりも安心ですね!
類似品に比べて使いやすく、壊れにくい製品です。
関東は水不足で取水制限が開始されました!
自分の庭にまく水は自分で貯めましょう。
水道代の節約にもなりますしね!
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